解説スピードマスター
時計修理 分解掃除の写真 ① オメガ スピードマスター 手巻き
オーバーホールって何?
どんなの?
なせ必要なの?
に、答えれるように。ここではどのような手順で分解掃除
(OH)を、しているかと。
分解写真を見せながら解説していきます
時計修理 分解掃除の写真 ② オメガ スピードマスター 手巻き
分解掃除で一番気を使うところです。
文字盤は人の顔
顔には傷をつけてはいけません。
仕事仲間では針を抜きおえたら分解掃除(OH)の7割終了という人もいます。
針を抜くには特別な工具がいります。
その工具も人により違い、僕のは僕専用に市販されいる工
具を改良し使っています。
時計修理 分解掃除の写真 ③ オメガ スピードマスター 手巻き
文字盤を外した画像
文字盤を外すと内部が見えます。
オメガさんに限らず一流メーカーは見えないところも
こだわり時計を作っています。
普段、時計を修理する人しか見ないところです
この、画像では確認できないのですが
時計の状態は油切れ状態です。
これから歯車の状態を見ていきます
時計修理 分解掃除の写真 ④ オメガ スピードマスター 手巻き
表の状態です。
時計でいうと裏蓋の側です。
この状態はスピードマスターの手巻きのモデルを持ってい
る方でスケルトンを持っている人は良く見る風景ですね。
ここからすこしずつさばいていきたいと思います。
さばく前に点検が必要なのが油の量です。
時計修理 分解掃除の写真 ⑤ オメガ スピードマスター 手巻き
この状態はバネ類と、クロノグラフの受けを外した状態です。
真ん中に見えている歯車がセンタークロノグラフ車と言って
一般に真ん中のストップウォッチを使用する際に動きます。
ところどころに赤い穴が開いた石が見えます。
あれは人工ルビーで歯車の摩擦を軽減するために使われています。
時計修理 分解掃除の写真 ⑥ オメガ スピードマスター 手巻き
分解途中で摩耗部品がないかなど
交換が必要な部品がないか、
調べながら分解していきます。
その時に前回修理した後が悪くないか
どのような修理をしたかを勉強させてもらいます
時計修理 分解掃除の写真 ⑧ オメガ スピードマスター 手巻き
この状態までには、歯車のアガキというのを調べます。
歯車の性質では車と車の間にもアガキがあり少しながら隙
間があります。
アガキとは必要悪な存在でアガキがないと歯車は動きません。
また、アガキが多いとかみ合いが外れたり不具合がおきてしまいます。
この状態でアガキの適正量を見ていきます。
時計修理 分解掃除の写真 ⑨ オメガ スピードマスター 手巻き
もう裸の状態ですね。
いま、見えている部品は一番大きいのが香箱(1番車)といいます。
この中にはゼンマイが入っていて車でいうとガソリンとエンジンみたいなものでゼンマイ(ガソリン)が切れると時計はまったく動きません。
また、最初に時計を動かそうとする部品なのでエンジンと、たとえてみました。
次に大きい車が2番車。この車は一時間で一回転します。
なんと、この車は分と同じ動きをするのです。
次に大きいのが3番車。
この状態では歯車に傷がないかなど見ていきます
時計修理 分解掃除の写真 ⑩ オメガ スピードマスター 手巻き 完
最後にまとめです
腕時計の分解掃除とは
「分解+掃除+注油+組み立て+時間調整」の意味ですね。
その中に、修理が入ってきたり部品が壊れていたら交換、制作、などの仕事が入ってきます。
よく、「ちょっと油だけ挿して!」ってお客さんに言われますが到底無理なはなしです。
ここまで分解してこの後に洗浄が待っています。
そして、注油です。
この後の解説は「分解掃除ってなぜ必要なの?」でも、少しかいています。
よろしければ読んでみてください。
ながい文章ですが最後まで読んでくださいましてありがとうございました。
僕も恥ずかしながら上には上がおられると思います。でも、自身でも他人でも頼られるような職人になっていきたいと、思います。
これからも勇進堂をよろしくお願いします。
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