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Q&A(このプロの回答)

中古住宅について
平成14年に建築された木造2階建て住宅の購入を検討しています。
外見は気に入っているのですが、南海地震の際に地盤の事が心配です。
不動産屋さんに聞いたところ建物事態は耐震対策を行えば保証を付ける事ができると聞きましたが土地に関しては分からないといわれて悩んでいます。
どなたか良いアドバイスをして頂ける不動産屋さんはいませんでしょうか?
投稿日時:2012-08-04 18:42:43
住宅

田中健 たなかたけし

田中健の回答

地盤を見るポイント

 ご質問の建物は、建築後10年と言う事ですので、地盤から来る「不同沈下」に問題が有る様であれば、既に症状が現れていると思います。従って、建物の床にビー玉を置いてみるとか、建具の開け閉めの状態を確認する事で、不同沈下の有無をチェックすることが出来ます。

 次に南海地震の際の地盤への影響ですが、物件が松山市内であれば、場所毎に想定される震度を、松山市のホームページで確認する事が出来ます。トップ画面の「地図情報」から「防災情報」を選択してください。
 最も注意を要するのが液状化現象です。出来れば「A液状化の危険度が極めて高い地域」は避けたいものです。これに付いては愛媛県が県内全域を大まかに区分しており、「D液状化の危険度がかなり低い地域」までを4段階に色分けしています。ただ、県内全域を1枚のペーパーに表示したものにつき、アバウトな状態でしか把握できません。

 ただ、液状化に付いては、海岸付近の埋立地や元池であった場所などの場合は、注意を要します。どうしても不安な場合は地盤調査(費用は数万円程度)を行い、出てきたN値が20以下の粒子が揃った砂地盤に該当する場合は、一般的に液状化が起こり易いと言われています。

 然しながら、建物がある状態での地盤対策には、一般的に数百万円単位の相当の費用が発生するため、その分は安く購入する必要が有り、地盤対策を前提に中古住宅を購入される方は、あまり聞いた事がありません。やはり地盤対策は経済的にも更地の場合に有益性が高いといえます。

 これからの住宅取得に関しては、災害に対するリスクも考慮に入れる事で、より安全で安心な生活環境を手に入れてください。

回答日時:2012-08-07

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田中健 たなかたけし

愛媛の不動産マーケットを30年見続け、土地の公正な価値を追求。 「その経験と知識を皆さまに還元したい」という不動産鑑定士(1/3)

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