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Q&A(このプロの回答)

調整区域の農家用中古住宅の購入
買いたいなと思う中古住宅を見つけたのですが、調整区域の農家用住宅という条件が付いています。

私は農家ではないのですが、立地、家の状態とともに気に入っていまして、可能であれば購入したいと考えています。

一般人でもこのような住宅は購入可能なのでしょうか?
投稿日時:2012-03-31 19:03:18
住宅

田中健 たなかたけし

田中健の回答

市街化調整区域内の「農家用住宅」を購入する際の留意点について

 市街化調整区域内の「農家用住宅」は、一般の方でも購入する事ができます。ただし、あくまでも特例としてのみ認められているという点を忘れないで下さい。
「農家用住宅」を一般の方が購入してそこに居住する事は、建築許認可手続き上は、「一般住宅」への用途変更に該当します。
この場合に最も注意を要する点は、これ等の手続きを購入時にきちんと適法に処理しておかないと、将来の建替えや土地を売却する時に必ず大きな問題が発生する事です。
 
 その為の要件として、先ずは①売主が現在適法に不動産を所有している必要があります。例えば、分家住宅として許可を得た案件であれば、許可を得た方が申請内容どおり利用している(いた)事が求められます。②次に売主にも売却にいたるやむを得ない合理的な理由が必要です。この場合、所有者が債務者となった金融機関による競売の差押登記等があれば確実です。
 また、買主側にも、③職場との距離関係や、現在持ち家や土地を所有していない等、住宅を求める合理的な理由が必要です。更に④購入した後も適法に申請理由どおり使用する義務があり、貸家にしたり、用途を店舗にしたりすると、以降は適法に処理をする事が困難となり、建替えや売却に支障が生じます。

 このため、物件が気に入った後は、直ちに最寄の県や市の建築指導課で「用途変更」が可能か否かの確認を取って下さい。また、購入した後に売却をする必要が生じた場合にも同じ事が言えます。愛媛県では農家用住宅として許可後10年間は用途変更が困難とされています。

回答日時:2012-04-02

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田中健 たなかたけし

愛媛の不動産マーケットを30年見続け、土地の公正な価値を追求。 「その経験と知識を皆さまに還元したい」という不動産鑑定士(1/3)

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