不動産を見るプロ
Q&A(このプロの回答)
- 共有不動産の売却について
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今回、兄と亡母と私との3人で共有している実家の売却を考えています。土地はもともと父からの相続で70坪、建物は築15年2世帯住宅…残ローン約1千万円(兄契約)です。兄は離婚して、養育費や生活費でローンを払うのが苦しくなったため、売却を考え、私に1400万円で買ってもらいたいようです。他人に売ることも考えていますが、親からの土地を失いたくないという思いもあり、この先、この土地を持っている方がいいのか、お金をもっているほうがいいのか悩んでいます。また、税金のこととかも心配です。
私は、この不動産を兄から買った方がいいのか、他人に売った方がいいのか、どちらが最善策でしょうか?よろしく、お願いいたします。 - 投稿日時:2012-02-10 10:01:31
- 住宅
田中健の回答
共有不動産売買の判断基準について
結論から言えば、将来その家に貴方が居住する可能性があるのであれば、購入をお勧めしますが、その可能性が無いのであれば、第三者への売却をお勧めします。
不動産は、自己に必要な分以外を所有すると、管理の義務が生じることの外、固定資産税が課され、その不動産が収益を生む場合は別ですが、一般には結構煩わしいものです。
但し貴方自身、親から相続した財産を失いたくない気持が強い場合や、お兄さんが其処に住み続ける事を希望し、お兄さんのローン債務を助ける気持が強い場合には、購入する事をお勧めします。
貴方の持分を譲渡した場合には、その譲渡益(売却代金から取得費や譲渡費用を控除した残高)に対して、20%の譲渡所得税がかかります。
お兄さんに対しては、第三者への譲渡であれば、居住用財産の特別控除3000万円が適用されますが、兄弟間の譲渡であればこの特別控除が使えず、原則課税に戻ります。
回答日時:2012-02-10
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愛媛の不動産マーケットを30年見続け、土地の公正な価値を追求。 「その経験と知識を皆さまに還元したい」という不動産鑑定士(1/3)
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