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下肢静脈瘤患者のコンプレックスを解消する心臓血管の専門医(1/3)

潜在患者数は1千万人、胸部心臓血管外科の 指導医が力を入れる下肢静脈瘤治療
伊予鉄道松山市駅から徒歩1分、松山市末広町にある松山笠置記念心臓血管病院は、その名の通り心臓や血管など循環器疾患の診療に重点を置いた病院です。「父の時代は胃腸科の病院だったんですよ。東京で胸部心臓血管外科に携わっていた私が病院に赴任してから、診療重点分野も病院名も替えました」。そう語るのは病院長の笠置康さん。120年超の歴史を誇る同病院の4代目で、これまでにペースメーカー植え込み術約800例、ナス法による漏斗鏡手術約320例を実施している胸部心臓血管外科の指導医です。
現在、笠置さんが力を入れているのは、潜在患者数1千万人といわれている下肢静脈瘤(りゅう)の治療です。下肢静脈瘤とは足の静脈が拡張し、こぶのように膨らんだ状態のことで、皮膚の下の血管が青黒く盛り上がって見えます。痛みなどの自覚症状は少なく、外見的な問題から治療を希望する人が多いのが特徴。出産を経験した女性や、調理師、理美容師といった立ち仕事の人がなりやすい病気です。「診療に来られる患者さんの多くは、足の外見が気になって温泉やプールに行けない方や、スカートが履けない女性ですね」と笠置さん。症状が進むと足が疲れやすくなったり、寝ているときに足がつったりします。さらに進行すると、うっ血性皮膚炎を起こしたり、皮膚潰瘍を形成したりすることもあるとか。「このような症状が出たとき、皮膚の治療だけして根本原因である足の静脈を治療しなければ、症状が繰り返すことがあります。当院のような心臓血管外科での診療をお勧めします」
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