住宅を守る耐震補強のプロ
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耐震補強で家と人と暮らしの安全を守りたい(1/3)

これから必要なのは、大地震をも想定した家づくり
突然の地震により、自分の住む家が倒壊する…そんな状況をあなたはイメージできますか。
紀伊半島沖から四国南方沖を震源として、近い将来、発生する可能性が高いといわれる「南海地震」。このマグニチュード8クラスと予測される地震に備えて、今こそ自宅の耐震について考えてほしいと話すのが、松山市に建築事務所を構える株式会社伊藤ハウジングの代表・伊藤博さんです。
「南海地震とは100年から150年周期で繰り返し起こっている巨大地震のこと。その地震の記録は千年以上前の仁和(にんな)南海地震にさかのぼります。さらに、東海地震・東南海地震と連動して、幾度も広範な地域に甚大な被害を及ぼしてきたことが、現代の地質調査によっても確認されています。直近では、昭和21(1946)年にマグニチュード8.0の昭和南海地震が発生しています」。周期的に襲い来る地震に対して身の安全を守るため、耐震性が重要であることがあらためてよく分かります。
「昭和56(1981)年に建築基準法が大幅に改正され、新耐震基準ができました。この法改正以前に建てられたか、後に建てられたかで、住宅の耐震性には大きな差が見られます。さらに、平成12(2000)年の建築基準法の大幅改正により、耐震性はさらに強化されています。ですから、10~30年ほど前に建てられた住宅でも、耐震性能に不安がある場合もありますし、さらに、それ以前の家であれば、絶えず大地震による倒壊の危険にさらされているといえるでしょう」。そのことを、広くみなさんに知ってほしいと伊藤さんは訴えます。
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